1: 以下、名無しにかわりまして陽気なVIPがお送りします
スマートフォンやタブレットなどに搭載されているモバイルプロセッサ用キャッシュメモリ向けに
世界最高の低消費電力性能を実現した新方式の不揮発性磁性体メモリ(STT-MRAM)を東芝が新開発、
世界で初めてキャッシュメモリに適用されているSRAMよりも低消費電力での動作を実現、
標準的なモバイル向けプロセッサと比較して3分の1程度に
低減できたという計算結果を示すことができたとのことです。
従来のSTT-MRAMでは、省電力化と速度向上は二律背反の関係にあったものの、
新開発のSTT-MRAMは消費電力を下げつつ、同時に動作速度を上げることに初めて成功。動作時の
電力消費量を従来の10分の1程度に低減することにも成功、さらにメモリから漏れ出す
電流(リーク電流)のパスが無い回路を新たに設計することで、動作状態でも待機状態でも、
リーク電流が常にゼロになるノーマリオフ回路構造を実現したそうです。
これまでのモバイル向けプロセッサでは、高性能化に伴い内部のSRAM(主にキャッシュメモリ)の
容量も増大しており、動作状態と待機状態それぞれのメモリのリーク電流に起因する電力消耗の
増加が課題となっており、SRAMの代替メモリとしてMRAMが検討されていましたが、これまで
開発されてきたMRAMは不揮発性のため待機状態でのリーク電流は減るものの、
動作状態での電力が非常に大きく、結果的にSRAMより消費電力が大きくなるという
問題があり、これがプロセッサ適用の障壁となっていたとのこと。
そこで東芝は今回、SRAMの代替となり得る高速化と低消費電力化を両立したSTT-MRAMを開発、
プロセッサの電力削減の可能性を示すとともに、今後も開発した新型STT-MRAMに
さらに改良を加えるなど、実用化に向け研究開発を加速していくそうです。
http://gigazine.jp/img/2012/12/10/stt-mram/02_zu.JPG
http://gigazine.net/news/20121210-stt-mram/
2: 以下、名無しにかわりまして陽気なVIPがお送りします 2012/12/10(月)20:40:23.83 ID:LIpnRCqo0
おせーよ
3: 以下、名無しにかわりまして陽気なVIPがお送りします 2012/12/10(月)20:40:30.90 ID:Rx1Ab1lZ0
液晶の消費電力の方が問題じゃね?